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うちつけなりの意味

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学研全訳古語辞典

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うち-つけ・なり

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


あっという間だ。


出典土佐日記 二・五


「うちつけに、海は鏡の面(おもて)のごとなりぬれば」


[訳] あっという間に、海は鏡の表面のように静かになったので。


軽率だ。無分別だ。


出典源氏物語 末摘花


「うちつけにやとおぼさむと、心恥づかしくてやすらひ給(たま)ふ」


[訳] (源氏は)軽率だとお思いになるのではと、気が引けてためらっていらっしゃる。


ぶしつけだ。露骨だ。


出典源氏物語 玉鬘


「いと憎し、と覚ゆるも、うちつけなりや」


[訳] (三条がすぐ来ないのを)とても憎らしい、と(右近が)思われるのも、ぶしつけだよ。








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