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およすくの意味

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学研全訳古語辞典

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およす・く

自動詞カ行下二段活用

活用{け/け/く/くる/くれ/けよ}


成長する。大人になる。


出典源氏物語 桐壺


「清らにおよすけ給(たま)へれば」


[訳] (若宮は)美しく成長していらっしゃるので。


大人びる。ませる。


出典源氏物語 少女


「いとおよすけても、恨み侍(はべ)るなりな」


[訳] たいそうおとなびても、恨みごとを言うようですね。


老成する。


出典源氏物語 藤裏葉


「およすけたるかたは、父おとどにも、まさりざまにこそあめれ」


[訳] (夕霧が)老成しているところは、父大臣にも、まさっている感じであるようだよ。


地味である。地味にする。


出典徒然草 一九一


「昼はことそぎ、およすけたる姿にてもありなん」


[訳] 昼は簡略にして、地味にしている姿でいてもよいだろう。◆「およずく」「およすぐ」とも。








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