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おろそかなりの意味

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おろ-そか・なり 【疎かなり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


粗略だ。いい加減だ。おろそかだ。


出典源氏物語 桐壺


「公事(おほやけごと)に仕うまつれる、おろそかなることもぞ」


[訳] お役目として奉仕申し上げるのは、粗略なことがあるといけない。


粗末だ。簡素だ。


出典徒然草 二


「おほやけの奉り物は、おろそかなるをもてよしとす」


[訳] 天皇のお召しになる物は、簡素なのをもってよいこととする。


よくない。劣っている。つたない。


出典宇治拾遺 四・一二


「前生(ぜんしやう)の運おろそかにして、身に過ぎたる利生にあづからず」


[訳] 前世の巡り合わせがよくなくて、身に過ぎたご利益を受けることもない。








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