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かげろふの意味

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学研全訳古語辞典

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かげろ・ふ 【影ろふ】

自動詞ハ行四段活用

活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}


光がほのめく。光がちらちらする。


出典山家集 下


「松の絶え間よりわづかに月のかげろひて」


[訳] 松の枝の間からわずかに月の光がちらちらして。


日がかげる。陰になる。


出典新古今集 夏


「よられつる野もせの草のかげろひて」


[訳] (暑さで)しおれていた野一面の草が(雲が出て)陰になって。



かげろふ 【蜻蛉・蜉蝣】

名詞

虫の名。とんぼ。


虫の名。とんぼに似た、小さく弱々しい昆虫。成虫は寿命が非常に短く、はかないもののたとえに用いられる。



かげろふ 【陽炎】

名詞

春の晴れて直射日光の強い日などに、地面からゆらめいてのぼる気。あるかないかわからないもの、はかなく消えやすいもののたとえに用いられることが多い。[季語] 春。◆「かぎろひ」の変化した語。








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