古語:

かまへての意味

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かまへ-て 【構へて】

副詞

慎重に。気をつけて。


出典平家物語 二・大納言流罪


「かまへてよくよく宮仕へ、御心に違(たが)ふな」


[訳] 気をつけて念を入れて宮仕えし、(成親卿(なりちかきよう)の)お心に背くな。


〔禁止表現を伴って〕決して。


出典宇治拾遺 三・二〇


「かやうのものをば、かまへて調(てう)ずまじきものなり」


[訳] このようなもの(=きつね)を、決してこらしめてはいけないのである。


〔意志・命令の表現を伴って〕きっと。必ず。なんとかして。


出典今昔物語集 二五・一二


「この馬を見て、極めて欲しく思ひければ、『かまへて盗まむ』と思ひて」


[訳] この馬を見てたいへん欲しく思ったので「なんとかして盗もう」と思って。








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