古語:

きみこむとの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    

Weblio 辞書 > 古語辞典 > 学研全訳古語辞典 > きみこむとの解説 


学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

きみこむと…

分類和歌


「君来(こ)むと言ひし夜ごとに過ぎぬれば頼まぬものの恋ひつつぞふる」


出典新古今集 恋三・よみ人知らず


[訳] あなたが


「来よう」


と言ったそのどの夜もどの夜も来ることなく過ぎてしまったので、もう当てにはしていないけれども、それでも恋しく思いながら日を送っている。


鑑賞

『伊勢(いせ)物語』二十三段にも載る。それによると、ある男が、河内(かわち)の国に新たに通う女ができたが、妻の真情にうたれて通わなくなった。女は男の訪れを待つが、そのうちようやく「来よう」と言って寄こした。喜んで待っていたがその都度寄らずに通り過ぎてしまった。そこで詠んだ歌という。








きみこむとのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

きみこむとのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




きみこむとのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS