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こころやすしの意味

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学研全訳古語辞典

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こころ-やす・し 【心安し】

形容詞ク活用

活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}


安心だ。心配がない。


出典大鏡 序


「今ぞこころやすく黄泉(よみぢ)もまかるべき」


[訳] 今こそ安心してあの世へも行くことができる。


気安い。親しい。


出典源氏物語 帚木


「人よりはこころやすくなれなれしく振る舞ひたり」


[訳] 人よりは気安くなれなれしく振る舞っている。


容易だ。たやすい。やさしい。


出典平家物語 七・維盛都落


「道にも敵(かたき)待つなれば、こころやすう通らんことも有りがたし」


[訳] 途中にも敵が待っているとかいうので、容易に通るようなこともむずかしい。◇「こころやすう」はウ音便。








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