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たぐひの意味

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たぐひ 【類・比】

名詞

仲間。連れ。


出典源氏物語 若紫


「同じさまにものし給(たま)ふなるを、たぐひになさせ給へ」


[訳] 私と同じ境遇でいらっしゃるそうなので、仲間になさってください。


人々。連中。


出典方丈記 


「飢ゑ死ぬる者のたぐひ、数も知らず」


[訳] 飢えて死ぬ人々は数がわからないほど多い。


例。同類。


出典源氏物語 若紫


「人々まじなひわづらひしを、やがてとどむるたぐひ、あまた侍(はべ)りき」


[訳] 人々がまじなっても(効き目が出ず)困っていたのを、すぐに治した例が、たくさんございました。


種類。…ようなもの。


出典方丈記 


「男女(なんによ)死ぬるもの数十人、馬・牛のたぐひ辺際(へんさい)を知らず」


[訳] 男女で死んだ者は数十人、馬や牛のようなもの(に至ってはその)際限を知らない。








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