古語:

つかへまつるの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    

Weblio 辞書 > 古語辞典 > 学研全訳古語辞典 > つかへまつるの解説 


学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

つかへ-まつ・る 【仕へ奉る】

[一]自動詞ラ行四段活用

活用{ら/り/る/る/れ/れ}


お仕え申し上げる。▽「仕ふ」の謙譲語。


出典日本書紀 雄略


「其(し)が尽くるまでに大君に堅くつかへまつらむと」


[訳] それが尽きるまで、天皇にしっかりお仕え申し上げようと。


[二]他動詞ラ行四段活用

活用{ら/り/る/る/れ/れ}


してさし上げる。し申し上げる。▽「す」「行ふ」「作る」などの謙譲語。


出典万葉集 四二七五


「万代(よろづよ)につかへまつらむ黒酒(くろき)白酒(しろき)を」


[訳] 万世にわたってお作り申し上げよう、黒酒、白酒を。◆上代語。


参考

謙譲の動詞「つかふ」の連用形に謙譲の補助動詞「まつる」が付いて一語化したもの。中古以後は「つかうまつる」「つかまつる」となる。








つかへまつるのページへのリンク
「つかへまつる」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

つかへまつるのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




つかへまつるのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS