古語:

つひえの意味

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つひえ

名詞

(一)

【弊え・潰え】疲れ。弱ること。


出典太平記 三五


「鷸蚌(いつばう)相挟む時は烏(からす)そのつひえに乗る」


[訳] しぎとはまぐりが互いに相手をかんでいるときは烏がその疲れに乗じる。


(二)

【費え】


損失。損害。


出典方丈記 


「七珍万宝さながら灰燼(くわいじん)となりにき。そのつひえ、いくそばくぞ」


[訳] あらゆる宝物が残らず全部(焼けて)灰になってしまった。その損失は、どれほど多かっただろう。


物いり。掛かり。出費。


出典徒然草 八一


「つひえもなくて、物柄のよきがよきなり」


[訳] 出費も少なくて、物の品質のよいものがよい。








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