古語:

ながむの意味

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学研全訳古語辞典

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なが・む 【眺む】

他動詞マ行下二段活用

{語幹〈なが〉}


(物思いにふけりながら)ぼんやりと見やる。(ぼんやりと)物思いに沈む。


出典伊勢物語 四五


「暮れがたき夏の日ぐらしながむれば」


[訳] ⇒くれがたき…。


見やる。見渡す。眺める。


出典宇治拾遺 三・六


「向かひのつらに立ちてながめければ」


[訳] 向かい側に立って眺めていたので。



なが・む 【詠む】

他動詞マ行下二段活用

{語幹〈なが〉}(声を長く引いて)吟ずる。(詩歌を)口ずさむ。詠(よ)む。詩歌をつくる。


出典平家物語 一〇・海道下


「『唐衣(からころも)着つつなれにし』とながめけん三河(みかは)の国八橋(やつはし)にもなりぬれば」


[訳] 「唐衣を着なれるようになれ親しんだ」と詠んだという三河の国八橋にも着いたので。


注意

「眺む」とは全く意味が異なる。








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