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にきの意味

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学研全訳古語辞典

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に-・き

分類連語


…てしまった。


出典方丈記 


「一夜(ひとよ)のうちに塵灰(ちりはひ)となりにき」


[訳] (火事によって)一夜のうちに灰となってしまった。


注意

「死にき」「往(い)にき」の「に」はナ変動詞の活用語尾である。混同しないこと。


なりたち

完了の助動詞「ぬ」の連用形+過去の助動詞「き」



にき- 【和】

接頭語

穏やかな。柔らかい。細かい。整った。「にき稲(しね)」「にき栲(たへ)」「にき膚(はだ)」「にき御魂(みたま)」。◆中古以降は「にぎ」。



に-き 【日記】

名詞

「にっき」に同じ。


出典土佐日記 一二・二一


「男もすなるにきといふものを、女もしてみむとてするなり」


[訳] 男も書くという日記というものを、女(の私)も書いてみようと思って書くのである。◆「にっき」の促音「っ」が表記されない形。








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