古語:

にけりの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

に-・けり

分類連語


〔「けり」が過去の意を表す場合〕…てしまった。…てしまったそうだ。


出典伊勢物語 九


「乾飯(かれいひ)の上に涙落として、ほとびにけり」


[訳] 乾飯(=干した飯)の上に涙をこぼして、(乾飯が)ふやけてしまった。


〔「けり」が気づき・詠嘆の意を表す場合〕…てしまったのだなあ。…しまったことだ。


出典拾遺集 恋一


「忍ぶれど色に出(い)でにけりわが恋は物や思ふと人の問ふまで」


[訳] ⇒しのぶれど…。


なりたち

完了の助動詞「ぬ」の連用形+過去・詠嘆の助動詞「けり」








にけりのページへのリンク
「にけり」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

にけりのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




にけりのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS