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はしの意味

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学研全訳古語辞典

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はし 【階・梯】

名詞

(庭から建物に上る)階段。きざはし。


出典枕草子 故殿の御服のころ


「はしより高き屋(や)にのぼりたるを」


[訳] (若い人々が)階段から高い鐘楼にのぼったのを。


はしご。


出典太平記 二三


「警護の者どもはしをさして軒の上にのぼって見れば」


[訳] 警護の者たちがはしごを掛けて軒の上にのぼって見ると。



はし 【橋】

名詞

川などの上に架け渡して、交通路とする建造物。


遣水(やりみず)や通路の上に架けられた廊(ろう)や渡殿(わたどの)。


「橋懸(はしが)かり」の略。



は・し 【愛し】

形容詞シク活用

活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}


愛らしい。いとおしい。慕わしい。


出典万葉集 四三三一


「長き日(け)を待ちかも恋ひむはしき妻らは」


[訳] 長き日々を待ち恋うことだろうかいとおしい妻たちは。◆上代語。



はし 【嘴】

名詞

くちばし。


出典伊勢物語 九


「白き鳥のはしと脚と赤き、鴫(しぎ)の大きさなる」


[訳] 白い鳥であって、くちばしと脚とが赤い、鴫くらいの大きさの(鳥)が。



はし 【端】

名詞

(物の)はし。先端。末端。へり。ふち。


出典枕草子 木の花は


「せめて見れば、花びらのはしに、をかしきにほひこそ、心もとなうつきためれ」


[訳] よくよく見ると、(梨(なし)の花の)花びらの先端に美しい色つやが、ほのかについているように見える。


(家の)外に近いところ。縁側。


出典大和物語 一四九


「男や来ると見れば、はしにいでゐて」


[訳] 男が来るだろうかと思って見ていると、(その女は)縁側に出て座って。


(物の)一部分。一端。切れ端。


出典枕草子 正月に寺にこもりたるは


「なにともなき経のはし、うち誦(よ)み」


[訳] これときまったこともないお経の一部分を口ずさんだり。


(物事の)発端。端緒。はじまり。


出典千載集 恋四


「逢(あ)ひ見むと言ひ渡りしは行く末の物思ふ事のはしにぞありける」


[訳] (あなたに)会いたいと言いつづけていたことは、それから先のもの思いのはじまりであったのだ。


折。時。間。


出典万葉集 一九九


「露霜の(=枕詞(まくらことば))消(け)なば消ぬべく行く鳥の(=枕詞)争ふはしに」


[訳] 死ぬならば死んでしまえと先を争って戦う(その)時に。


中途はんぱ。はんぱ者。


出典古今集 雑下


「木にもあらず草にもあらぬ竹の節(よ)のはしにわが身はなりぬべらなり」


[訳] 木でもなければ草でもない竹の節と節の間の中空のように、世のはんぱ者に我が身はなってしまいそうだ。









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