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はるけしの意味

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学研全訳古語辞典

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はる-け・し 【遥けし】

形容詞ク活用

活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}


(空間的に)はるかだ。遠い。


出典源氏物語 賢木


「はるけき野辺を分け入(い)り給(たま)ふよりいとものあはれなり」


[訳] (嵯峨野(さがの)の)はるか遠い野のあたりを(源氏が草を)分けてお入りになるやいなや、とてももの寂しい。


(時間的に)遠い。久しい。ずっと先だ。


出典古今集 物名


「人目ゆゑ後に会ふ日のはるけくは」


[訳] 人目がはばかられるので、この次に会う日がずっと先になったら。


(心理的に)隔たっている。


出典古今集 恋五


「思はぬ仲ぞはるけかりける」


[訳] 互いに思っていない男女の仲は心が隔たっているものだったなあ。








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