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ふるはたのの意味

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ふるはたの…

分類和歌


「古畑の岨(そば)の立つ木にゐる鳩(はと)の友呼ぶ声のすごき夕暮れ」


出典新古今集 雑中・山家集雑・西行(さいぎやう)


[訳] 古い荒れた畑のがけっぷちの立ち木にとまっている鳩の、友を呼ぶ声がぞっとするほど寂しく聞こえる夕暮れであるよ。


鑑賞

「古畑」は、地力が衰えたため、次に焼くまで草の茂るにまかせてある畑で、荒涼とした風景である。その荒涼とした風景を直接詠むのではなく、鳩の声によってとらえている。群れからはぐれた鳩が、友を求めて呼ぶ声に、作者自身の孤独感が表れている。








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