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ほとりの意味

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学研全訳古語辞典

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ほとり 【辺】

名詞

辺境。果て。


出典今昔物語集 三・一一


「彼よりも広く、ほとりなき国にて」


[訳] (この竜宮は)あなたの国よりも広く、果てのない国で。


そば。かたわら。近辺。


出典方丈記 


「乞食(こつじき)、路(みち)のほとりに多く」


[訳] 乞食は道のかたわらに多く。


関係の近い人。縁故のある人。


出典源氏物語 真木柱


「人ひとりを思ひかしづき給(たま)はむゆゑは、ほとりまでも匂(にほ)ふ例(ためし)こそあれ」


[訳] 人(=紫の上)ひとりを大切にお世話なさるとしたら、それによって、縁故のある人までも恩恵を受けて栄える例はある。








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