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みをつくしの意味

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学研全訳古語辞典

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みを-つ-くし 【澪標】

名詞

往来する舟のために水路の目印として立ててある杭(くい)。


出典土佐日記 二・六


「みをつくしのもとより出(い)でて、難波(なには)に着きて」


[訳] みをつくしのところから船出して、難波に着いて。


参考

「水脈(みを)つ串(くし)」の意。「つ」は「の」の意の古い格助詞。難波の淀(よど)川河口のものが有名。昔、淀川の河口は非常に広がっていて浅く、船の航行に難渋したことから澪標が設けられた。歌では、「わびぬれば今はた同じ難波なるみをつくしても逢(あ)はむとぞ思ふ」(『後撰和歌集』)〈⇒わびぬればいまはたおなじ…。〉のように、「身を尽くし」にかけ、また、「難波」と呼応して詠まれることが多い。








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