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ものしの意味

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もの-・し 【物し】

形容詞シク活用

活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}


気にくわない。不愉快だ。目ざわりだ。


出典源氏物語 桐壺


「もとよりの憎さも立ち出(い)でて、ものしと思(おぼ)したり」


[訳] 前々からの憎しみも表に現れ出て、(源氏を)目ざわりだとお思いになった。


無気味だ。不吉だ。


出典蜻蛉日記 上


「『夢にものしく見えし』など言ひて」


[訳] 「夢で無気味に見えた」などと言って。



もの-し 【物仕・物師】

名詞

熟練者。工芸に優れた人。


世間のわたり方にたけている人。やり手。


縫い物師。裁縫師。








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