古語:

一つの意味

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学研全訳古語辞典

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ひと-つ 【一つ】

[一]名詞

一個。


(順序で)一番目。第一。


同じであること。いっしょであること。


唯一。…だけ。


出典古今集 秋上


「月見れば千々(ちぢ)に物こそ悲しけれわが身ひとつの秋にはあらねど」


[訳] ⇒つきみれば…。


[二]副詞

わずかばかり。ちょっと。


出典平家物語 四・源氏揃


「矢ひとつ射かけて、平家へ子細を申さん」


[訳] 矢をちょっと射かけて(=戦いをしかけて)平家方へ詳細を申し上げましょう。


〔下に打消の語を伴って〕少しも。まったく。


出典更級日記 富士川


「この文(ふみ)に書かれたりし、ひとつたがはず」


[訳] この文書に書かれていたことはまったく違わなく。


(容器に満ちて)いっぱい。また、十分に。








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