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上下の意味

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学研全訳古語辞典

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かみ-しも 【上下】

名詞

上と下。


川筋や地域の、上手(かみて)と下手(しもて)。


上位の者と下位の者。


いろいろな事。諸事。


出典源氏物語 須磨


「取り行ふべきかみしも」


[訳] 取り行う必要のあるいろいろな事。


衣服の上と下。


(ア)

衣(きぬ)と裳(も)。◇上代の用法。


(イ)

上着と袴(はかま)の地質・色合い・文様などが同じ水干(すいかん)・直垂(ひたたれ)の類。


武士の式服。同じ地質・色合い・文様の揃(そろ)いの肩衣(かたぎぬ)と袴とからなり、紋服・小袖(こそで)の上に着る。◇「裃」とも書く。



じゃう-げ 【上下】

名詞

(ものの位置などの)上と下。かみと、しも。


(身分の)上下。身分の高い者と低い者。


出典平家物語 一・祇王


「京中のじゃうげ、もてなす事なのめならず」


[訳] 京中のすべての身分の人々がもてはやすことは、ひととおりではない。


街道の上り下り。往復。往来。


裃(かみしも)。








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