古語:

不肖なりの意味

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ふ-せう・なり 【不肖なり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


愚かだ。劣っている。


出典平家物語 九・越中前司最期


「盛俊(もりとし)身こそふせうなれども」


[訳] 盛俊は、自分自身、愚かではあるけれども。


親に似ないで愚かだ。


出典神皇正統記 武烈


「尭(げう)の子丹朱、ふせうなりしかば舜(しゆん)に授け」


[訳] 尭の子丹朱は、親に似ないで愚かであったので(帝位を)舜に授けて。


不遇だ。境遇にめぐまれない。


出典ささめごと 


「慶雲(きやううん)は身の程やふせうなりけむ」


[訳] 慶雲(=歌人)の身の上は不遇であったのだろうか。








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