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健よかなりの意味

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学研全訳古語辞典

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すく-よか・なり 【健よかなり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


しっかりしている。


出典源氏物語 真木柱


「女君、あやしう、悩ましげにのみもてない給(たま)ひて、すくよかなる折もなく、しをれ給へるを」


[訳] 女君(=玉鬘(たまかずら))は、不思議に気分がよくないようにばかりお振る舞いになって、気持ちがしっかりしているときもなく、沈んでいらっしゃったが。


まじめだ。ぶこつだ。


出典徒然草 一四一


「ひとへにすくよかなるものなれば、初めより否(いな)と言ひて止みぬ」


[訳] (東国の人は)むやみにぶこつなものなので、初めからいやだと言ってやめてしまう。


険しい。


出典源氏物語 帚木


「すくよかならぬ山の気色(けしき)」


[訳] 険しくない山のようす。








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