古語:

公公しの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

おほやけおほやけ-・し 【公公し】

形容詞シク活用

活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}


いかにも格式ばっている。


出典紫式部日記 寛弘五・九・一五


「おほやけおほやけしきさまして、寝殿の東(ひんがし)の渡殿(わたどの)の戸口まで、ひまもなくおしこみてゐたれば」


[訳] (女官たちが)いかにも格式ばったようすをして、寝殿の東の渡り廊下の戸口まで、すきまもなくびっしり詰まって座っていたので。


表立っている。公的だ。政治向きだ。


出典源氏物語 浮舟


「才(ざえ)などもおほやけおほやけしき方も、おくれずぞおはすべき」


[訳] 漢学の才なども、政治向きの方面も人に劣らないでいらっしゃるだろう。








公公しのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

公公しのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




公公しのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS