古語:

内証の意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

ない-しょう 【内証】

名詞

心の中に仏教の真理を悟ること。また、その悟った真理。


出典徒然草 一五七


「外相(げさう)もし背かざれば、ないしょう必ず熟す」


[訳] 外部に現れた姿が正しい法に反しなければ、内心の悟りは必ずでき上がってくる。◇仏教語。


内密。秘密。内輪(うちわ)の事情。


出典好色一代女 浮世・西鶴


「ないしょうの事ども、何によらず外(ほか)へ漏らさじ」


[訳] 内輪の事情は何によらず、他人には漏らすまい。


暮らし向き。家計。ふところぐあい。


出典博多小女郎 浄瑠・近松


「身請けするほど、ないしょうがあたたかで」


[訳] 身請けするほど、ふところぐあいが豊かで。


主婦がいる奥の間(ま)。また、主婦。








内証のページへのリンク
「内証」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

内証のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




内証のページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS