古語:

別れ路の意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

わかれ-ぢ 【別れ路】

名詞

人と別れて行く道。また、人との別れ。


出典古今集 羇旅


「糸による物ならなくにわかれぢの心細くも思ほゆるかな」


[訳] (道というものは)糸により合わせる細い片糸ではないのに、人と別れて行く道が心細く思われることよ。


死に別れて行く道。冥途(めいど)へ行く道。死別。


出典大和物語 一一一


「この世にはかくてもやみぬわかれぢの淵瀬(ふちせ)に誰(たれ)をとひて渡らむ」


[訳] この世に(生きている間)は、こうして(捨てられて)も済んでしまう。(三途(さんず)の川を渡るときは)冥土へ行く道の淵瀬でだれを道案内にして渡ればよいのだろう。








別れ路のページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

別れ路のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




別れ路のページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS