古語:

利運の意味

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り-うん 【利運・理運】

名詞

物事が理にかなっていること。合理。


出典平家物語 一・御輿振


「今度山門の御訴訟、りうんの条もちろんに候ふ」


[訳] 今度の延暦寺の御訴訟は、道理にかなっていることはもちろんです。


理にかなっためぐり合わせ。幸運。


出典孕常盤 浄瑠・近松


「源家りうんの御吉左右(ごきつさう)」


[訳] 源家の幸運の御吉報。


運のよいのに乗じて、勝手な振る舞いをすること。


出典心中天網島 浄瑠・近松


「身に誤りあればこそだんだんの詫(わ)び言、あんまりりうん過ぎました」


[訳] (私の)身に誤りがあるからこそ、いろいろ謝罪の言葉、あまりに勝手な振る舞いが過ぎました。








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