古語:

労りの意味

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いたはり 【労り】

名詞

骨折り。功績。手柄。


出典源氏物語 葵


「君たちも、いたはり望み給(たま)ふことどもありて」


[訳] ご子息たちも、功績(として昇進)を望みなさることなどがあるので。


用心深く大切に扱うこと。手間。工夫。


出典源氏物語 松風


「何のいたはりもなく建てたる寝殿の」


[訳] 特にどうという工夫もなく建てた寝殿の。


ねぎらうこと。世話をすること。


出典源氏物語 須磨


「この御いたはりにかからぬ人なく」


[訳] 源氏のお世話に頼らない人はなく。


病気。


出典平家物語 九・木曾最期


「山吹はいたはりあって、都にとどまりぬ」


[訳] 山吹は病気になって、京の都にとどまった。








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