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南面の意味

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なん-めん 【南面】

名詞

南に向くこと。南に向いた所。南向き。南おもて。


中国で、君主は南に向いて臣下に対したところから、天子の位について天下を治めること。また、その位。


出典平家物語 一・額打論


「なんめんにして一日万機(いちじつばんき)の政(まつりごと)を治め給(たま)ひしに」


[訳] 天子の位についてあらゆる天下の政治をおとりになったことに。



みなみ-おもて 【南面】

名詞

南に向いた方。南側。南に面した部屋。


寝殿造りで、南に面した正殿。


参考

建物などでは南面が正面に当たり、南面の部屋は客間や儀式の部屋となる。灯火のとぼしい上代はもちろん、広壮になった平安貴族の住居でも、日光のよく入る南面の部屋は最高の条件の部屋であった。








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