古語:

名の意味

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学研全訳古語辞典

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な 【名】

名詞

名。名前。名称。


出典野ざらし 俳文・芭蕉


「春なれやなもなき山の薄霞(うすがすみ)―芭蕉」


[訳] さすがにもう春だなあ。名前もない山々にまで薄く霞がかかっている。


虚名。名目。名ばかりで実質を伴わないこと。


出典万葉集 三七一八


「家島はなにこそありけれ海原をあが恋ひ来つる妹もあらなくに」


[訳] 家島とは(家島というからは妻もいるはずなのに)名ばかりだなあ。海原を、私が恋い慕って来た妻もいないのに。


うわさ。評判。名声。名誉。


出典源氏物語 須磨


「いと警策(かうざく)なるなをとりて」


[訳] たいそうすぐれているという評判をとって。


参考

古くは、男が女に名前を尋ねることは求婚を意味し、女が名前を教えることは結婚の承諾を意味した。



ミョウ 【名・命・明・冥】

⇒みゃう








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