古語:

吾子の意味

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学研全訳古語辞典

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あ-こ 【吾子】

[一]名詞

わが子。▽自分の子を親しんでいう語。


出典万葉集 四二四〇


「このあこを韓国(からくに)へ遣(や)る」


[訳] このわが子を唐(から)(=中国)へ行かせる。


出典火の島 中村草田男


「万緑(ばんりよく)の中やあこの歯生え初そむる」


[訳] 見渡すかぎり緑の木々の中、(その万緑の生命力に呼応するように)わが子の歯が生えはじめ、白く光ることであるよ。◆上代には「あご」。


[二]代名詞

おまえ。きみ。▽目下の相手を親しんで呼ぶ語。


出典源氏物語 帚木


「あこは、わが子にてあれよ」


[訳] おまえは、私の子でいなさいよ。◆上代には「あご」。








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