古語:

奇怪なりの意味

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学研全訳古語辞典

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き-くゎい・なり 【奇怪なり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


怪しく、不思議だ。


出典今鏡 藤波下


「まことにきくゎいなり」


[訳] まったく不思議である。


けしからぬことだ。ふとどきだ。


出典徒然草 二三六


「さがなきわらはべどもの仕まつりける、きくゎいに候ふことなり」


[訳] いたずら好きな子供たちがいたしましたことで、けしからんことでございます。◆「きっくわいなり」とも。



きっ-くゎい・なり 【奇怪なり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


「きくゎいなり」に同じ。


「きくゎいなり」に同じ。


出典平家物語 四・信連


「馬に乗りながら門のうちへ参るだにもきっくゎいなるに」


[訳] 馬に乗ったままで門の内に参上するのさえけしからぬことであるのに。◆「きくゎいなり」を促音便にして強調した語。








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