古語:

好ましの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

このま・し 【好まし】

形容詞シク活用

活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}


心がひかれる。好きだ。


出典源氏物語 桐壺


「内裏(うち)住みのみこのましうおぼえ給(たま)ふ」


[訳] 宮中暮らしばかりを好きだとお思いになる。◇「このましう」はウ音便。


感じがよい。風流だ。


出典枕草子 はづかしきもの


「まして、情けあり、このましう、人に知られなどしたる人」


[訳] まして人情がわかり、感じがよいと人に知られたりしている男性。◇「このましう」はウ音便。


好色じみている。浮気だ。


出典堤中納言 ほどほどの懸想


「君の御方に若くて候ふ男、このましきにやあらむ」


[訳] 君(=頭の中将)のお屋敷に年若くてお仕えする男、浮気っぽいたちなのだろうか。◆「このもし」とも。








好ましのページへのリンク
「好まし」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

好ましのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




好ましのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS