古語:

帚木の意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

ははき-ぎ 【帚木】

名詞

草の名。ほうきぐさ。干して草ぼうきにする。[季語] 夏。


信濃(しなの)の国(長野県)の園原(そのはら)にあったという伝説上の木。遠くからは箒(ほうき)を立てたように見えて、近寄ると見えなくなるという。居るのに人に会わずに逃げる人や、情けがあるらしく見えて実のないことをたとえることもある。


出典源氏物語 帚木


「ははきぎの心を知らで園原の道にあやなくまどひぬるかな」


[訳] (伝説の)帚木のように実のない(あなたの)心を知らないで(帚木のある)園原の道(=恋の道)にわけもなく迷ったことだなあ。


参考

「ははきぎ」の「はは」に「母」を言い掛けることもある。








帚木のページへのリンク
「帚木」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

帚木のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




帚木のページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS