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廻るの意味

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学研全訳古語辞典

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めぐ・る 【廻る・回る・巡る】

自動詞ラ行四段活用

活用{ら/り/る/る/れ/れ}


(周囲を)回る。


出典孤松 俳文


「名月や池をめぐりて夜もすがら―芭蕉」


[訳] ⇒めいげつやいけをめぐりて…。


回り歩く。あちこち歩く。


出典源氏物語 初音


「朱雀院(すざくゐん)のきさいの宮の御方など、めぐりけるほどに」


[訳] 朱雀院の大后の宮の御所などを回り歩いていた間に。


くるくる回る。回転する。


出典徒然草 五一


「水車を造らせられけり。…大方(おほかた)めぐらざりければ」


[訳] 水車をお作らせになった。…まったく回らなかったので。


(周囲を)取り囲む。取り巻く。


出典源氏物語 葵


「宿直(とのゐ)の人々は近うめぐりて候(さぶら)へど」


[訳] 宿直の女房どもは(寝ている源氏の)近くに取り囲んで控えているが。


(時間が)経過する。(その季節が)再びめぐって来る。


出典蜻蛉日記 下


「年月(としつき)のめぐりくるまの輪になりて」


[訳] 年月がめぐりめぐって車の輪のようになって。


幾度もこの世に生まれかわる。転生する。


出典源氏物語 葵


「深き契りある仲は、行きめぐりても、絶えざなれば」


[訳] (前世からの)深い因縁のある間柄は、幾度この世に生まれかわっても、(親子の縁は)切れるものではないということだから。


この世に生きている。生きながらえる。▽「世にめぐる」の形で用いる。


出典源氏物語 手習


「我かくて憂き世の中にめぐるとも」


[訳] 自分はこのようにしてつらい世の中に生きながらえているとしても。



もとほ・る 【廻る】

自動詞ラ行四段活用

活用{ら/り/る/る/れ/れ}


〔多く「立つ」「行く」「這(は)ふ」などの連用形に付いて〕巡る。回る。


出典古事記 神武


「細螺(しただみ)のい這(は)ひもとほり撃ちてし止(や)まむ」


[訳] しただみ(=貝の名)のようにはい回り撃ち滅ぼしてしまおう。◆上代語。



まは・る 【回る・廻る】

自動詞ラ行四段活用

活用{ら/り/る/る/れ/れ}


回転する。


出典徒然草 五一


「とかく直しけれども、つひにまはらで」


[訳] (水車を)あれこれと修理したけれど、とうとう回転しないで。


周りをぐるりと動く。


出典平治物語 下


「手を合はせ念仏申されければ、難波(なんば)うしろへまはるとぞ見えし」


[訳] 手を合わせ念仏を申されると、難波は後ろへ回ったように見えた。


回り道をする。迂回(うかい)する。


出典平家物語 九・河原合戦


「範頼(のりより)は瀬田よりまはり候ふが、いまだ参り候はず」


[訳] 範頼は瀬田から迂回しましたが、まだ参上しません。


めぐり歩く。


出典猿源氏草紙 御伽


「汝(なんぢ)は洛中(らくちゆう)をまはり、隠れもなき鰯売(いわしう)りなれば」


[訳] お前は京都中を回り歩いて、知らぬ者のないいわし売りなので。


利益を生む。もうけになる。


出典好色一代男 浮世・西鶴


「小判貸しの利は何ほどにまはるものぞ」


[訳] 小判貸しの利息はどれほど利益を生むものか。



まわる 【回る・廻る】

⇒まはる








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