古語:

忽ちにの意味

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たちまち(に) 【忽ち(に)】

副詞

またたく間(に)。すぐさま。たちどころ(に)。


出典方丈記 


「或(ある)は焰(ほのほ)にまぐれて、たちまちに死ぬ」


[訳] ある者は炎に目がくらんで、またたく間に死んでしまう。


突然(に)。にわか(に)。


出典徒然草 一〇八


「命を終ふる期(ご)、たちまちに至る」


[訳] 命を終える時期は、突然にやって来る。


現(に)。実際(に)。


出典今昔物語集 一四・九


「たちまちに今、この難に遭(あ)へり」


[訳] 現に今、この災難に遭った。◆古くは「に」を伴って用いることが多い。








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