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思ひ懸くの意味

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おもひ-か・く 【思ひ懸く】

他動詞カ行下二段活用

活用{け/け/く/くる/くれ/けよ}


心にとめる。


出典枕草子 六位の蔵人などは


「六位の蔵人(くらうど)などはおもひかくべきことにもあらず」


[訳] 六位の蔵人などは心にとめるべきものでもない。


予想する。


出典徒然草 一三七


「おもひかけぬは死期(しご)なり」


[訳] 予想しないものは死の時期である。


恋い慕う。


出典伊勢物語 五五


「昔、男、おもひかけたる女のえ得(う)まじうなりての世に」


[訳] 昔、ある男が、恋い慕っていた女が手に入れられなくなってしまったときに。








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