古語:

憂への意味

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うれへ 【憂へ・愁へ】

名詞

嘆き。


出典万葉集 一七五七


「草枕(くさまくら)(=枕詞(まくらことば))旅のうれへを慰さもる事もありやと」


[訳] 旅の嘆きを慰めることもあろうかと。


嘆願。訴え。


出典竹取物語 蓬莱の玉の枝


「かのうれへせし匠(たくみ)をば、かぐや姫呼びすゑて」


[訳] あの訴えをした職人を、かぐや姫が呼んで座らせて。


災い。心配事。


出典源氏物語 薄雲


「かかる老い法師の身にはたとひうれへ侍(はべ)りとも」


[訳] このような老法師の身にはかりに災いがございますとしても。








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