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戦慄き出づの意味

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わななき-い・づ 【戦慄き出づ】

自動詞ダ行下二段活用

活用{で/で/づ/づる/づれ/でよ}


震えながら出てくる。


出典枕草子 職の御曹司におはします頃、西の廂にて


「侍(さぶらひ)の長(をさ)なる者、…わななきいでたり」


[訳] 従者の頭である者が、…(寒さで)震えながら出てきた。


震えるような声や楽器の音がする。


出典更級日記 春秋のさだめ


「雪の降り積もり光り合ひたるに、篳篥(ひちりき)のわななきいでたるは」


[訳] 雪が降り積もり(月光に)照り映えているところに、篳篥の震えるような音がしているのは。








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