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振るふの意味

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ふる・ふ 【振るふ】

他動詞ハ行四段活用

活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}


揺り動かす。ふるわせる。


出典今昔物語集 七・四五


「一夜、にはかに雨降り雷電して、山をふるふ事あり」


[訳] ある夜、急に雨が降り雷が鳴って、山を揺り動かすことがあった。


存分に発揮する。


出典許六離別詞 俳文・芭蕉


「師が絵は、…筆端(ひつたん)妙(めう)をふるふ」


[訳] 師(=許六(きよりく))の絵は、…筆づかいは妙技を存分に発揮する。


思いのままに勢いよく動かす。


出典古今著聞集 三八五


「筆をふるひて、絵かける中に」


[訳] 筆を思いのままに動かして絵をかいた中に。


すっかり出す。


出典栄花物語 浅緑


「よろづこの度(たび)は、わが宝ふるひてむ」


[訳] 万事につけて今回の法華八講では、私の宝物をすっかり出してしまおう。








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