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掬ふの意味

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すく・ふ 【掬ふ】

他動詞ハ行四段活用

活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}


手・ひしゃくなどで、物をくみ取る。しゃくる。


出典栄花物語 御裳着


「宇治河の底に沈めるいろくづを網ならねどもすくひつるかな」


[訳] 宇治川の底に沈んでいる魚を、網ではなかったが、すくい取ったことだなあ。


(物をしゃくるように)持ち上げる。


出典曾我物語 八


「乗りたる馬を主(ぬし)ともに中(ちゆう)にすくうて投げ上げ」


[訳] 乗っている馬を主人もろとも空中に持ち上げて投げ上げ。◇「すくう」はウ音便。


手前へひきしめる。たぐる。繰る。


出典源平盛衰記 一五


「手綱をすくうて歩ませよ」


[訳] 手綱をひきしめて歩ませよ。◇「すくう」はウ音便。








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