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斯うの意味

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学研全訳古語辞典

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かう 【斯う】

副詞

このように。


出典枕草子 清涼殿の丑寅のすみの


「などかうつたなうはあるぞ」


[訳] なぜこのようにできが悪いのか。


〔「かうなり」の形で〕そうそう。そのとおり。


出典大鏡 道長下


「かうなり、かうなり。さらむ折は必ず告げ給(たま)ふべきなり」


[訳] そのとおりだ、そのとおりだ。そういう時には必ずお知らせなさるべきです。


もうこれまで。


出典平家物語 一・祇王


「祇王(ぎわう)すでに、今はかうとて出いでけるが」


[訳] 祇王はもはや、今となってはもうこれまでと思って外へ出たが。


これこれ。しかじか。


出典平家物語 二・烽火之沙汰


「入道に、かうとも申しも入れず」


[訳] 入道(=平清盛)に、これこれとも申し上げもしないで。◆「かく」のウ音便。



こう 【斯う・長官】

⇒かう








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