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未だの意味

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学研全訳古語辞典

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いま-だ 【未だ】

副詞

〔下に打消の語を伴って〕まだ。


出典平家物語 九・木曾最期


「御身もいまだ疲れさせ給(たま)はず」


[訳] お体もまだお疲れになっていない。


まだ。今でも。


出典竹取物語 ふじの山


「その煙(けぶり)、いまだ雲の中へ立ち上る、とぞ言ひ伝へたる」


[訳] その(不死の薬を焼く)煙は、今でも雲の中へ立ち上っている、と言い伝えている。



まだ 【未だ】

副詞

今もなお。いまだに。まだ。


出典源氏物語 桐壺


「まだ大殿籠(おほとのごも)らせ給(たま)はざりけるを」


[訳] (帝(みかど)が)まだおやすみになられなかったのを。


参考

「いまだ」の変化した語。漢文の「未(いま)だ…ず」の語法に似て、多く下に打消の言い方が来る。








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