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歌枕の意味

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うた-まくら 【歌枕】

名詞

歌に詠み込む言葉や地名を集めた書物。


歌にしばしば詠み込まれている名所。⇒歌枕


分類文芸



歌枕

分類文芸


古くから繰り返し和歌に詠み込まれて、特定のイメージ・情緒を持つようになった名所。たとえば、カラフルな紅葉(もみじ)をイメージさせる「竜田川(たつたがは)」、わび住まいの哀愁を連想させる「須磨(すま)」など。固定化したイメージ・情緒を利用して、和歌に余情をもたらす修辞法として用いられた。ほとんどは平安時代から始まったが、歌人たちが各地を実際に訪れて詠むことはまれで、歌の中に描き出された情景や情緒の多くは、作者と読者が一体となって脳裏に浮かべた観念上の世界であった。








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