古語:

浮き寝の意味

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うき-ね 【浮き寝】

名詞

水鳥が水上に浮いたまま寝ること。


(水上にとめた)船で寝ること。


流す涙に浮くほどの悲しみをいだいて寝ること。また、落ち着かず不安な思いで寝ること。


出典万葉集 五〇七


「しきたへの(=枕詞(まくらことば))枕ゆくくる涙にそうきねをしける恋の繁(しげ)きに」


[訳] 枕からもれ流れる涙に浮くほどの悲しみをいだいて寝たことだ、恋心が絶えることがないので。


(夫婦でない男女の)一時的な共寝。転じて、仮の男女関係。


出典源氏物語 帚木


「いとかう仮なるうきねの程を思ひ侍(はべ)るに」


[訳] まったくこのようなかりそめである一時的な共寝のありさまを思いますと。








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