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然るの意味

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学研全訳古語辞典

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さる 【然る】

連体詞

そのような。そういう。そんな。


出典伊勢物語 九


「みな人ものわびしくて、京に思ふ人なきにしもあらず。さる折しも」


[訳] そこにいる人は皆、なんとなくせつなくて、都に愛する人が必ずしもいないわけではない。(それを思い出す)そのような折に。


しかるべき。相当な。立派な。


出典徒然草 二三一


「別当(べつたう)入道、さる人にて」


[訳] 別当入道は、相当な(気の利く)人物であって。


ある。某。しかじかの。▽対象を漠然と示す。


出典隅田川 謡曲


「この在所にさる子細(しさい)候ひて」


[訳] この土地にある事情がございまして。◆ラ変動詞「さり」の連体形から変化した語。








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