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片生りなりの意味

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かた-なり・なり 【片生りなり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


発育が不十分だ。幼稚だ。


出典源氏物語 少女


「かたなりに見えたまへど、いと児(こ)めかしう」


[訳] 発育が不十分に(=一人前の女らしさがなく)お見えになるが、まことにおっとりとして。


(技能などが)未熟だ。


出典源氏物語 竹河


「御息所(みやすどころ)の御琴の音、まだかたなりなるところありしを」


[訳] 御息所のお琴の音は、まだ未熟なところがあったが。◆「かた」は接頭語。








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