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用意の意味

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よう-い 【用意】

名詞※「す」が付いて自動詞(サ行変格活用)になる

気をくばること。心づかい。気くばり。配慮。


出典枕草子 ありがたきもの


「いささかのひまなくよういしたりと思ふが」


[訳] ほんのわずかの油断もなく心づかいしたと思う人が。


あらかじめ備えておくこと。準備。支度。


出典蜻蛉日記 中


「されば論(ろ)なうそこに御消息ありなむ。さるよういせよ」


[訳] それならば言うまでもなくそこにご訪問があるだろう。そのような準備をせよ。


参考

「心を用いること」が本来の意で、も「準備に気をくばる」の意であるから、現代語の「用意」とややニュアンスが異なる。漢語である「用意」に当たる和語には「心しらひ」「心設(まう)け」「心用ひ」などがある。








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