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穂に出づの意味

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ほ-に-い・づ 【穂に出づ】

分類連語


穂が出る。


出典枕草子 八月つごもり


「ほにいでたる田を人いと多く見騒ぐは」


[訳] 稲穂が出ている田を人が大勢見て騒ぐのは。


表に現れ出る。人目につくようになる。▽多くの意にかけて用いる。


出典新古今集 恋一


「石上(いそのかみ)(=枕詞(まくらことば))布留(ふる)の早稲田(わさだ)の(=序詞(じよことば))ほにはいでず心の中(うち)に恋ひやわたらん」


[訳] 布留(の地)の早稲田の稲穂ではないが、表には出ないで、心の中で恋いつづけるのだろうか。


なりたち

名詞「ほ」+格助詞「に」+動詞「いづ」








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