古語:

立ち出づの意味

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たち-い・づ 【立ち出づ】

自動詞ダ行下二段活用

活用{で/で/づ/づる/づれ/でよ}


出て行く。立ち去る。


出典古今集 離別


「秋霧の共にたちいでて別れなば」


[訳] 秋の霧と共にあなたが立ち去って別れてしまえば。


出て来る。


出典源氏物語 若紫


「夕暮れのいたう霞(かす)みたるに紛れて、かの小柴垣(こしばがき)のもとにたちいで給(たま)ふ」


[訳] 夕暮れがたいそうかすんでいるのに紛れこんで、あの小柴垣のところに出て来なさる。


表面に現れ出る。


出典源氏物語 桐壺


「もとよりの憎さもたちいでて」


[訳] 前々からの憎しみも表に現れ出て。








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